Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
鈴木 英哉; 津幡 靖宏; 黒澤 達也*; 佐川 浩*; 松村 達郎
Journal of Nuclear Science and Technology, 54(11), p.1163 - 1167, 2017/11
被引用回数:26 パーセンタイル:93.3(Nuclear Science & Technology)Am(III)とCm(III)との相互分離のための新規抽出剤として、5本の2-エチルヘキシル基を持つADAAM(EH)を開発した。ADAAM(EH)は、Nドナーのソフト性とOドナーのハード性を併せ持った多座配位子で、高硝酸濃度条件下において、Am(III)とCm(III)の分離係数5.5が得られた。さらに、ADAAM(EH)は高い実用性を有しており、ADAAM(EH)を用いて多段向流式ミキサセトラによる連続抽出試験を実施し、非常に良好なAm(III)とCm(III)の分離結果が得られた。
荒川 和夫; 中村 義輝; 横田 渉; 福田 光宏; 奈良 孝幸; 上松 敬; 奥村 進; 石堀 郁夫
Proc. of the 9th Symp. on Accelerator Science and Technology, p.202 - 204, 1993/00
JAERI AVFサイクロトロンは、1992年1月より試験的な実験利用を開始し、1992年9月より本格的な24時間運転を開始した。これまでに10MeV~520MeVのエネルギー範囲で、水素からクリプトンまでの13のイオン種を材料科学やバイオ技術の実験利用に提供してきた。サイクロトロンの運転・整備の現状とビーム性能および新イオン加速試験を実施した結果について報告する。
峰原 英介
JAERI-M 8981, 39 Pages, 1980/08
原研タンデム型静電加速器には4種類の負イオン源(直接引き出しデュオプラズマトロン型イオン源、ハイニッキィ・ペニング・イオン・ゲージ型イオン源、リシウム荷電交換型イオン源、スパッタ型イオン原)が設置されてます。この報告ではこの4種類の物理的構造、負イオン生成機構、特性等について、又、これらの負イオン源で使用される負イオン生成材料の種類、性質、これらから作られる負イオンの電子親和力等について説明します。更に、これらの負イオン生成技術の現状と合せて、負イオン生成技術の将来と残された問題についても議論します。
中村 治人; 館盛 勝一; 佐藤 彰
Journal of Nuclear Science and Technology, 15(11), p.829 - 834, 1978/00
被引用回数:0Di(2-ethy hexyl)phos phosic acid(HDEHP)-tributyl phosphate(TBP)-n-parraffinによる希土類元素の抽出に及ぼす硝酸および希土類元素の濃度の影響について検討した。希土類元素の抽出量と水相に移るHの量との比は水相の初期組成に依存する。そして抽出後の水相中の酸濃度および有機相中の希土類元素濃度の一次関数で近似できた。また実験値からグラフを作成することにより、水相中の種々の酸および希土類元素の初期濃度に応じた抽出率の近似値が得られるようにした。このような方法に基づいて多段向流抽出における各段の抽出率が計算できるよう計算コードを作成した。この計算コードを使って計算して得られた値は多段抽出における実験値とよく一致した。
石森 富太郎; H.M.Sammour*
日本原子力学会誌, 3(5), p.344 - 352, 1961/00
クレイグ式カウンタ・カレント抽出法の放射性核種分離への応用を試みた。100%TBP-塩酸系において、主要なF.P.核種個々の行動を調べたのち、100~200日冷却したF.P.混合物から、その構成核種2,3の分離を試み、ジルコニウムとニオブの相互分離・ジルコニウム-ニオブのルテニウムおよびその他のF.P.からの分離などにおける最適条件を研究した。
石森 富太郎; H.M.Sammour*
日本原子力学会誌, 3(6), P. 410, 1961/00
照射トリウムの各種濃度塩酸溶液からUおよびPaをトリブチルフオスフィンオキシド(TBPO)を抽出剤として用い、クレイグ式カウンタ・カレント抽出により分離を試みた。その結果、1%TBPO-トルエンに対しては、1N塩酸が最適であることがわかった。この条件では、ウラン・フラクションのDFもよく、プロトアクチニウムとトリウムの分離もよい。
鈴木 英哉; 津幡 靖宏; 樋川 智洋; 松村 達郎
no journal, ,
分離変換技術の開発において、高レベル放射性廃液(HLLW)中からのマイナーアクチノイド(MA)の分離回収は非常に重要な研究課題である。HLLW中からMAを分離した後、さらにAmとCmの相互分離が必要である。高い実用性を持つ抽出剤ADAAMによって、AmとCmとの分離係数5.5が得られた。ADAAMを抽出剤に用い、多段向流式ミキサセトラによる連続抽出試験を実施し、AmとCmとの相互分離に成功した。